横浜市歴史博物館

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ウラシマタロウデンセツカンケイシリョウ
浦島太郎伝説関係資料

〈有形民俗文化財 市地域文化財 平7.11.1指定〉
 神奈川区の寺院に伝存する浦島太郎伝説関係資料。神奈川区に伝わる浦島伝説は慶応4年(1868)に焼失した観福寿寺の縁起書に由来していると考えられるが、焼失のためその縁起は確認することはできない。この浦島伝説が伝わったいた観福寿寺の資料は、観福寿寺の本寺であった慶運寺と大正末期に観福寿寺の元地に移転してきた蓮法寺に残されている。そのうち、慶運寺には観福寿寺から移転の浦島寺碑があり、浦島寺と呼ばれた観福寿寺の由来が刻まれている。境内には浦島父子塔があり浦島太夫と太郎親子の名が刻まれている。本尊の浦島観世音も観福寿寺にあったもので、亀の上に観世音が乗るユニークな本尊である。蓮法寺には浦島父子の供養塔と伝えられる3基の塔がある。年記などはないが、伝説の雰囲気を伝える石塔である。

作者:

時代/作成:近世

法量:

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