横浜市歴史博物館

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企画展

企画展
浮世の華 描かれた港崎
企画展予告_浮世絵展(仮).jpg

 安政5年(1858)に締結された日米修好通商条約により、翌年(1859)6月2日、横浜は開港しました。以来、急速な変貌を遂げていく開港の地に向けられた人々の強い好奇心を満たすように、横浜の発展する街並みや新たな名所、外国人風俗や西欧文化を主題とした浮世絵が発行されました。

 浮世絵に描かれた主題の一つに、かつて横浜にあった港崎(みよざき)遊廓があります。街並みとともに遊廓を作品の中心におくもの、遊廓を背景にして人物を大きく配置するもの、絢爛豪華な遊廓の屋敷内で遊興に行じる外国人など、画家たちにとっても興味をひかれる画題のひとつとなりました。本展は、横浜の街づくりとともに建設された港崎遊廓について、横浜開港資料館所蔵資料を中心に、その歴史と記憶をみていこうというものです。

 

※会期中一部展示替えをおこないます。

前期:3月18日(土)~4月9日(日)、後期:4月11日(火)~5月7日(日)

開催概要

会期
2023年3月18日 (土) ~2023年5月7日 (日)
会場
横浜市歴史博物館
開館時間
9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日
月曜日
観覧料
観覧料企画展企画展・常設展共通
一般 800円(640円) 1,000円(800円)
大学生・高校生 600円(480円) 700円(560円)
中学生・小学生、横浜市内在住65歳以上 300円(240円) 350円(280円)
主催
(公財)横浜市ふるさと歴史財団
協力
横浜開港資料館

主な展示品

岩亀楼并ニ異客之図 歌川豊国(三代),五雲亭貞秀 万延元年(1860)11月[横浜開港資料館蔵]

岩亀楼頭主佐藤佐吉肖像 絹本着色 江戸時代後期[横浜市中央図書館蔵]

遊女の手紙[横浜開港資料館蔵]

源氏君花街遊覧 岩亀楼 歌川豊国(三代),国時(二代) 万延元年(1860)5月 大判錦絵3枚続[横浜開港資料館蔵]

港崎廓岩亀楼 配手拭袋 歌川国盛(二代)[横浜開港資料館蔵]

関連事業

ギャラリートーク

担当学芸員による展覧会の見どころを解説します。

日  時: 4/1(土)、4/15(土)、4/29(土)、5/6(土) 各回14:00~(40分程度)

会  場: 横浜市歴史博物館 企画展示室

参加費: 無料

定  員: 20名程度

※事前申し込み不要、当日会場にお越しください。※企画展入場券が必要です

 

② 企画展連携ガイドツアー【横浜シティガイド協会主催】「開港の社交場 港崎遊廓」

企画展担当学芸員によるミニ講座付ガイドツアーです。

日 時:① 4/23(日)、② 4/28(金)  各回9:45~13:00頃(9:30受付開始)

コース:横浜開港資料館(ミニ講座)~象の鼻パーク~横浜公園(港崎遊廓跡)(解散)

定 員:各回40名

参加費:各回600円(ミニ講座、保険料等)

申 込:横浜シティガイド協会のウェブサイトを確認のうえ、お申込みください。

※コースは一部変更する可能性があります。※雨天でも実施します(荒天の場合は中止)。

 

*新型コロナウイルス感染症拡大のため、関連イベントについては内容・会場など変更する場合がります。

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