企画展
昨年開催し、好評を得た「楽しい浮世絵ヒストリー」展に引き続き、神奈川県立歴史博物館所蔵「丹波コレクション」の作品とその魅力を、同館のご協力のもと紹介いたします。
今回注目するのは月岡芳年(つきおかよしとし)。芳年は幕末から明治にかけて活躍した絵師で、“最後の浮世絵師”とも称されています。丹波恒夫氏も芳年について、明治時代の浮世絵師の中で最も優れた絵師の一人だと述べています。
芳年はさまざまなジャンルの作品を手がけましたが、本展では、歴史的なできごとや伝説を題材とした作品と、芳年晩年の名作「新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろっかいせん)」全作品(36点および目録)を紹介します。あわせて、作品に込められた物語やさまざまな技法、芳年の生きた時代の歴史認識などを探ります。
妖艶な美人画や血みどろ絵とは異なる、芳年作品の魅力をお楽しみください。
展示構成
1 芳年とその作品
2 “歴史”を描く ●過去を描く ●同時代を描く
3 “妖”の世界-「新形三十六怪撰」
主な展示品
開催概要
- 会期
- 2017年7月29日 (土) ~2017年8月27日 (日)
- 会場
- 横浜市歴史博物館
- 開館時間
- 9:00~17:00(券売は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日
- 観覧料
-
観覧料 企画展 企画展・常設展共通 一般 500円(400円) 700円(560円) 大学生・高校生 200円(160円) 300円(240円) 中学生・小学生 100円(80円) 100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
※毎週土曜日は、小・中・高校生は無料です。
芳年を巡る【入館料相互割引プラン】
本展チケットの半券を太田記念美術館(外部リンク)の展覧会「月岡芳年 妖怪百物語/月岡芳年 月百姿」(会期:2017年7月29日(土)~8月27日/9月1日(金)~9月24日(日))でご提示いただくと、100円割引で御覧いただけます。(一枚につき一名様、1回限り有効) 他の割引との併用はできません。
- 主催
- 横浜市歴史博物館
- 共催
- 横浜市教育委員会
- 協力
- 神奈川県立歴史博物館
- 後援
- 朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社・産経新聞社横浜総局・東京新聞横浜支局・日本経済新聞社横浜支局・毎日新聞横浜支局・読売新聞横浜支局・NHK横浜放送局・TVK・FMyokohama84.7
関連事業
北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」摺り実演(同時解説)と簡単な摺り体験
講師:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団
日時:8月6日(日)11:00~12:30、14:00~15:30
参加費:500円
詳細、申込みはイベントページをご覧下さい。
▶当館学芸員による展示解説 当日先着順
研修室で展示作品の画像を見ながら見どころを解説、その後自由にご見学
日時:8月11日(金祝)、12日(土)、19日(土)、20日(日)各日とも11:00~、14:00~(解説40分程度)
会場:横浜市歴史博物館 研修室・企画展示室
参加費:無料(企画展チケットが必要です)
定員:各回30人 当日先着順(開始10分前に研修室前で受付開始)
▶スペシャル展示解説 当日先着順
「丹波コレクション」を所蔵する神奈川県立歴史博物館の主任学芸員、桑山童奈氏による展示解説
日時:8月26日(土)13:00~、15:00~(解説40分程度)
会場:横浜市歴史博物館 研修室・企画展示室
参加費:無料(企画展チケットが必要です)
定員:各回30人 当日先着順(開始10分前に研修室で受付開始)
★8月26日(土)は、スペシャルゲスト・パンチの守もやってくる!
※「パンチの守」は、神奈川県立歴史博物館の営業部長です。

展示図録
あり
1200円(税込) 送料89円 ※通販については、刊行物のページをご覧ください。