横浜市歴史博物館

ホーム > 行動からえらぶ > 見る > 企画展 > H25(2013) > 横浜の遺跡展 古代都筑郡の考古学 -北川谷遺跡群から「郷」を考える-

企画展(アーカイブ)

横浜の遺跡展 古代都筑郡の考古学 -北川谷遺跡群から「郷」を考える-

横浜市北西部(青葉区・都筑区・緑区を中心とする地域)には、奈良・平安時代に「武蔵国都筑郡」がありました。昭和54~56年にかけて発掘された青葉区長者原遺跡では、長大な大型掘立柱建物がみつかり、都筑郡の役所である「都筑郡家」に比定されています。ところで、古代律令制の国郡制では「郡」の下にさらに「郷」や「里」といった行政単位が存在しましたが、実はこれらは実態がどのようなものなのかはっきりしません。そこで、今回は、港北ニュータウン建設の際に発掘された、都筑区北川谷遺跡群とその周辺遺跡の発掘成果をもとに「郷」の実態を遺跡から考えてみることにします。大型建物、鍛冶工房、村落内寺院など、郷の中心地にふさわしい「拠点集落」の姿をご紹介します。

展示構成

主な展示品

◇北川谷遺跡群(権田原遺跡・北川表の上遺跡・北川貝塚)出土品
◇神隠丸山遺跡平安時代館址出土品、「都筑郡家(長者原遺跡)」出土品
◇藪根不動原遺跡出土品                               ※それぞれ土器(土師器・須恵器・灰釉陶器)・金属製品・石製品

開催概要

関連事業

講演会 「古代武蔵・相模の考古学-拠点集落と地域支配-」
講師:田尾誠敏(東海大学講師)/根本靖(所沢市立埋蔵文化財調査センター)/
古屋紀之((公財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター)
日時:2014年1月12日(日)13:00~16:00  (12:30開場)
会場:横浜市歴史博物館・講堂
定員:150名(抽選)
費用:500円(資料代)
申込締切:12月20日(金)必着
お申込・お問い合せは埋蔵文化財センターまで
詳細はこちら

担当学芸員・調査研究員による展示解説(フロアレクチャー)
日時:12月14日(土)11:00~、14:00~
     1月12日(日)11:00~
各回40分程度 参加費無料
開始15分前に博物館研修室に集合
定員:30名(当日先着順)

展示図録

なし

PAGE TOP