横浜市歴史博物館

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企画展(アーカイブ)

N.G.マンロー生誕150年記念特別展
N.G.マンローと日本考古学 -横浜を掘った英国人学者

ニール・ゴードン・マンロー(1863-1942)はスコットランド出身の考古学者で、明治から大正にかけて30年以上横浜で暮らしていました。1905年に行われた三ツ沢貝塚(横浜市神奈川区)の発掘は、当時としてはきわめて大規模かつ先進的な調査だったと言われています。
今年は、マンローが生まれてからちょうど150年目にあたります。今回の特別展では主にマンローの横浜時代の業績に焦点を当て、彼が日本考古学史上において果した役割を明らかにします。また近年の発掘成果に基づいて、マンローが暮らした明治20年代から関東大震災までの横浜の姿も紹介します。この展示によって、スコットランドに生まれ日本で暮らした一人の研究者の生涯を知っていただければ幸いです。

展示構成

Ⅰ 日本考古学とお雇い外国人
Ⅱ マンロー、横浜へ
Ⅲ 三ツ沢貝塚を掘る
Ⅳ マンローの頃の横浜
Ⅴ その後のマンロー

主な展示品

●マンロー発掘資料
東京国立博物館・東京大学総合研究博物館・大阪歴史博物館・同志社大学歴史資料館・
尖石縄文考古館・釧路市埋蔵文化財センター・スコットランド国立博物館(写真のみ展示)
●マンロー関係資料
北海道大学・平取町立アイヌ文化博物館・酪農学園大学附属図書館・軽井沢町歴史民俗資料館・
堀辰雄文学記念館・東京大学経済学図書館・東京大学理学部生物学科図書室・箱根富士屋ホテル・
ブラフクリニック・横浜開港資料館
●三ツ沢貝塚出土資料
京都大学総合博物館・國學院大學考古資料館・神奈川県立歴史博物館・武相学園・三ツ沢小学校
汐見台小学校・横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター・横浜市三殿台考古館・横浜市歴史博物館
●横浜市内近代遺跡出土資料
神奈川県埋蔵文化財センター・横浜都市発展記念館
●日本考古学史関連資料
品川歴史館・東京大学総合図書館・東京大学地震研究所図書室・東京大学考古学研究室 その他

開催概要

【 観 覧 料 】  (   )内は団体料金(20名以上) 
※毎週土曜日は小・中・高校生無料
特 別 展     特別・常設展セット
大 人       400(320)円 600(480)円
高校・大学生 300(240)円 400(320)円
小学・中学生 200(160)円

関連事業

◎フロアレクチャー
4月7日(日)、5月12日(日)、5月25日(土)
12:00~、15:00~
◎親子向けフロアレクチャー
終了しました
5月3日(金・祝)、4日(土・祝)、5日(日・祝)、6日(月・振休)
13:30~  
◎研究講座 4月13日(土)14:00~15:30 「スコットランドのマンロー資料」 高橋健
4月27日(土)14:00~15:30 「マンローの頃の横浜」 青木祐介
5月11日(土)14:00~15:30 「Prehistoric Japanを読む」 高橋健
◎「国際博物館の日」記念事業
講演会「N.G.マンローと日本考古学」


5月18日(土)14:00~(各40分) 「日本考古学史上におけるマンロー」 岡本孝之
「三ツ沢貝塚の実像」 中村若枝
「箱根と軽井沢での満郎」 坂本彰
◎遺跡散歩
「横浜にマンローの足跡を訪ねて」
終了しました

4月24日(水)午前の部 「三ツ沢貝塚周辺を歩く」
4月24日(水)午後の部 「横浜旧居留地を歩く」
◎バスツアー
「軽井沢にマンローの足跡を訪ねて」
5月22日(水)

展示図録

あり

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