企画展（アーカイブ）

江戸時代、横浜市域には東海道、中原往還、矢倉沢往還などの街道があり、多くの人々が往来しました。
特に江戸中期以降、生産力が向上し、人々の生活が豊かになると、こうした街道を通って、多くの人々が各地の名所・旧跡を訪れるようになります。
当館では、横浜市域を含む神奈川県内の名所にかかわる浮世絵、絵図、道中記などのさまざまな資料を収集してきました。
本収蔵資料展では、これらの資料を中心とし、金沢八景や大山、江の島、鎌倉などの名所の風景をご覧いただきます。
また、こうした名所の様相が、江戸時代を通じて変化していく様子も紹介します。

展示構成

プロローグ　名所への旅
１　名所の風景
２　名所の移り変わり
３　寺社参詣と物見遊山―旅の行程
エピローグ

主な展示品

金沢・近江八景図屏風／武陽金沢八勝夜景（初代広重）／武州金沢名所一覧之図（三代豊国）／武陽金沢八景略図（初代広重画・多喜斎原図）／新編鎌倉志／鎌倉惣図江之島金沢遠景／相州江之嶋弁財天開帳参詣群集之図（初代広重）／大山講御神酒枠／相模国大山絵図／冨士両道一覧之図（五雲亭貞秀）　ほか

開催概要

関連事業

講演会「近世神奈川の名所とその変遷」　終了しました
6月26日（日）14:00～15:30
申込締切6月16日（木）必着
フロアレクチャー（展示解説）
6月19日（日）、7月3日（日）、10日（日）
11:00～、14:00～
ふるさと横浜探検「金沢・六浦周辺の名所地を歩く」 終了しました
6月30日（木）
申込締切6月21日(火)必着

展示図録

あり