企画展(アーカイブ)
北川貝塚は都筑インターチェンジの北方約500mに位置し、古くから「貝塚畑」として地元で知られていた貝塚です。1980~83年にかけて宅地開発の前に発掘調査が行われ、原始・古代の遺跡が姿をあらわしました。
縄文時代のものとしては、前期・中期の多くの住居址・墓穴とともに、縄文土器多数、貝塚、動物の骨などが発見されました。また貝塚の時代とは異なりますが、この地域では比較的少ない弥生時代終りごろのムラや、鍛冶遺構をともなう平安時代の小さなムラの姿も明らかになっています。
今回の展示は、北川貝塚の発掘調査報告書の刊行を記念し、その発掘の成果を多くの出土品・平易な解説パネルを交えてわかりやすく展示・公開します。
展示構成
主な展示品
■北川貝塚の出土品 総数約390点(先土器時代の石器、縄文土器、縄文時代の石器・動物依存体、弥生土器、弥生時代の石器、平安時代の土器、平安時代鍛冶関連遺物)
■北川貝塚の調査記録 発掘調査当時の写真パネル
開催概要
■展示概要■
●開催期間●
2008年12月13日(土)~2009年1月18日(日)
●開館時間●
午前9:00~午後5:00
●休館日●
月曜日(ただし祝日の1月12日は開館)
12月28日~1月5日、1月13日
●主催●
横浜市教育委員会
/横浜市歴史博物館
/(財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター
●観覧料●
無料
関連事業
■講座■
日時:1月10日(土)午後2時~4時
講師:山田光洋((財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター調査研究員)
古屋紀之((財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター調査研究員)
定員:100名
申込方法:当日先着順(午後1時受付開始)
■フロアー・レクチャー■
担当学芸員による展示解説です。参加費は無料です。
日時
12月21日(日)・1月11日(日) 11:00~、14:00~
定員
各回30人
申込方法
当日先着順(受付は30分前から)
展示図録
なし