横浜市歴史博物館

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企画展(アーカイブ)

テーマ展示
合戦絵巻

横浜市域は、古代の末期には、武士団が成長する基盤となっていました。横浜市域の武士たちには、源平合戦をはじめとする様々な合戦で活躍するものや、鎌倉御家人として活躍するもみられます。こうした点をふまえ、横浜市歴史博物館では、発生期の武士を中心に、その活動が活き活きと描かれた絵巻物資料を収集しています。今回のテーマ展では、収集してきた絵巻物資料を広く市民の方々に紹介します。また、大鎧の材料となる鉄札や武器・武具を制作していた工房とみられる、港北ニュータウン遺跡群の西ノ谷遺跡の様相も合わせて紹介いたします。同時に、当時の武士の姿をほうふつとさせる大鎧の復元品も展観します。平安時代末期から鎌倉時代にかけて、市域で活動した武士の姿に想いを馳せていただければ幸いです。

展示構成

■展示構成■
Ⅰ武士の装い・大鎧
Ⅱ武器・武具の生産―西ノ谷遺跡の発掘成果―
Ⅲ合戦絵巻物の世界

主な展示品

■主な展示資料■
・後三年合戦絵詞(紙本著色) 2巻
・後三年合戦絵詞(白描本) 1巻 
・合戦絵巻 1巻  
・六波羅合戦絵巻 1巻
・一ノ谷合戦絵巻 1巻
・富士巻狩之図 2巻
・保元物語 1冊 
・平治物語 1冊 
・西ノ谷遺跡の出土品 鉄札・鉄鏃・鉄滓・輸入陶磁器・国産陶磁器など
・紫裾濃威鎧(加藤一冑氏制作、原品御獄神社所蔵・重要文化財)1領
・浅荵綾威鎧(三浦公法氏制作、原品厳島神社所蔵・国宝) 1領
・白糸威褄取鎧(三浦公法氏制作、原品櫛引八幡宮所蔵・国宝) 1領
・紅裾濃威鎧・部分(豊田勝彦氏制作) 一式

開催概要

■展示概要■
●開催期間●
2007年9月15日(土)~10月8日(月・祝)
●開館時間●
午前9:00~午後5:00(入館は午後4:30まで)
●休館日●
月曜日(9月17日‚24日は開館)、9月18日(火)‚9月25日(火)
●主催●
横浜市歴史博物館
●共催●
横浜市教育委員会
●観覧料●
テーマ展
大人
200(160)
高校生以下
無料
☆( )は20名以上の団体料金

関連事業

■担当学芸員による展示解説■
(フロアレクチャー)
9月16日(日)11:00~ 14:00~
10月7日(日)11:00~ 14:00~
※定員30名。当日先着順(受付は30分前から)参加料は無料、ただし、テーマ展チケットが必要です。■関連催し物■
大鎧の制作者・専門家による展示解説(ギャラリートーク)

9月30日(日)11:00~ 14:00~ 
「大鎧と合戦絵巻」 豊田勝彦氏(早稲田大学講師)

※定員30名。当日先着順(受付は30分前から)参加料は無料、ただし、テーマ展チケットが必要です。

展示図録

なし

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