企画展(アーカイブ)
横浜の遺跡展 ~弥生時代の集落と生活~
横浜の地で、鉄の道具と米作りの弥生文化が本格的に花ひらくのは今から2000年前のことでした。港北ニュータウン建設地域内の発掘調査で、溝で集落を囲んでいる大集落の大塚遺跡、方形周溝墓からなる墓地の歳勝土遺跡、10軒前後の住居址群がひとまとまりを示す小さな集落の老馬遺跡・鍛冶山遺跡・八幡山遺跡など、集落にもいろいろな姿があることがわかりました。
この展示では当時の人びとの社会生活の場である集落から発見された弥生式土器や磨製石器、鉄器などの出土遺物と方形周溝墓からでた土器などから当時の社会と生活について考えてみます。
展示構成
主な展示品
港北ニュータウン地域内の弥生時代集落と墓地から発見されている大塚遺跡・歳勝土遺跡・綱崎山遺跡・権田原遺跡・八幡山遺跡の出土品
弥生式土器、磨製石器、鉄器(斧・剣・腕輪など)・炭化種子・縄文式土器、土偶、顔面把手、装飾品など
開催概要
■展示概要■
●開催期間●
2005年12月10日(土)~2006年1月15日(日)
●休館日●
月曜(1月9日は開館)、12月28日~1月4日、1月10日
●主催●
横浜市教育委員会 横浜市歴史博物館
(財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター
●観覧料●
無料
関連事業
■研究講座■
「横浜の弥生時代-集落と墓地からうかがう米作りの開始-」
2006年1月8日(日)14:00~15:30
武井 則道 ((財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター調査研究員)
展示図録
なし