横浜市歴史博物館

ホーム > 行動からえらぶ > 見る > 企画展 > H16(2004) > 開国150周年記念 武州金沢藩と黒船来航

企画展(アーカイブ)

収蔵資料展
開国150周年記念 武州金沢藩と黒船来航

嘉永7年=安政元年 (1854)、横浜の地において日米和親条約が締結され、それまで「鎖国」を続けてきた日本は「開国」することとなります。これを記念して、本展覧会では、横浜と浦賀の中間にあたる金沢の地に陣屋を構えていた、市域に本拠をもつ唯一の大名である武州金沢藩(藩主米倉氏)が、同年及び前年の嘉永6年(1853)の二度にわたるペリーの来航、さらにはそれに先立つ弘化3年(1846)のビットルの来航時において、どのような対応をとっていたのかを、当館所蔵資料である金沢藩士萩原家文書中の古文書・絵図を中心に紹介します。

展示構成

1武州金沢藩と藩士萩原唯右衛門
2ビットル来航と武州金沢藩
3ペリー来航と武州金沢藩
4黒船来航とその影響

主な展示品

(いずれも横浜市歴史博物館蔵)
■萩原唯右衛門履歴書上
■弘化二巳年三月中アメリカ国より来船浦賀江御引附之節固メ之図
■弘化3年6月 浦賀沖海岸警備絵図
■弘化3年6月6日 平根山下御陣所日記
■弘化3年6月6日 平根山下御陣場一件帳
■当夏中亜墨利加船金沢乙艫浜沖渡来につき賞状
■嘉永7年正月11日~24日 萩原唯右衛門覚帳
■嘉永7年正月11日~4月15日 萩原唯右衛門覚帳
■嘉永7年4月15日 御領分寺前村乙艫浜御陣所新規御出来一件帳
■嘉永7年4月 米倉丹後守領分武州久良岐郡寺前村乙艫浜固場絵図面
■嘉永7年6月17日 異舩渡来中御用向留帳
■高島秋帆鉄砲調練絵巻
■黒船来航図巻

開催概要

●主催●
横浜市歴史博物館

●共催●
横浜市教育委員会

●後援●
近代日本開国・横浜開港150周年記念事業推進協議会
●観覧料●
収蔵資料展 常設展・収蔵資料展セット
一般 100(80) 400(320)
高・大 50(40) 200(160)
小・中 30(20) 100(80)
( )は20名以上の団体料金

関連事業

■フロアレクチャー■
6月6日(日)、6月20日(日)


■開国150周年記念 関連展示■ 
「ペリー来航と横浜」
2004年4月28日(水)~8月1日(日)
横浜開港資料館 TEL.045-201-2100
「横浜・長崎教会建築史紀行-祈りの空間をたずねて-」
2004年5月22日(土)~8月29日(日)
横浜都市発展記念館 TEL.045-663-2424

展示図録

あり

PAGE TOP