企画展(アーカイブ)
江戸時代の武蔵国橘樹郡獅子ヶ谷村(鶴見区獅子ヶ谷)は、旗本の小田切氏と久志本氏の二人の領主によって支配されており、それぞれ上獅子ヶ谷村(小田切氏領)・下獅子ヶ谷村(久志本氏領)と通称されていました。この内、上獅子ヶ谷村の名主であった横溝家の屋敷は、現在横浜市農村生活館獅子ヶ谷横溝屋敷(市指定文化財・旧横溝家住宅)として保存され、多くの市民が訪れる所となっています。
本企画展では、その横溝家に伝来した絵図・古文書から、二つ池の利用や神奈川宿への助郷をめぐる争論など当時の獅子ヶ谷村の様子と名主家のあり方を紹介します。
展示構成
1 武蔵国橘樹郡獅子ヶ谷村
(1)獅子ヶ谷村の概要
(2)領主小田切氏と獅子ヶ谷村
(3)村の諸相
2 名主横溝家と横溝屋敷
(1)名主横溝家
(2)横溝屋敷
主な展示品
江戸時代の獅子ヶ谷村に関連する横溝家所蔵の絵図・古文書・
生業用具等 約100点
開催概要
●主催●
横浜市歴史博物館
●共催●
横浜市教育委員会
●観覧料●
企画展 常設展・企画展セット
一般 200円(160円) 500円(400円)
高・大 100円(80円) 250円(200円)
小・中 50円(40円) 100円(80円)( )は20名以上の団体料金
関連事業
■研究講座「横溝屋敷を語る」■
日時:2003年2月11日(火・祝)13:00~15:00
会場:獅子ヶ谷横溝屋敷
主催:獅子ヶ谷横溝屋敷/横浜市歴史博物館/横浜開港資料館
講師:岸上興一郎(横浜市歴史博物館普及振興係長)
西川 武臣(横浜開港資料館調査研究員)
斉藤 司(横浜市歴史博物館学芸員)
定員:50名 当日12:30より受付 先着順 参加料は無料
■フロアレクチャー■
日程:2月23日(日)・3月2日(日)
集合場所:研修室
いずれも午前11時・午後2時からの2回、担当学芸員が展示解説を行います。
各回とも1時間程度。定員30名、当日先着順(受付は30分前から)。
参加料は無料ですが、企画展チケットが必要です。
獅子ヶ谷横溝屋敷
横浜市鶴見区獅子ヶ谷町3-10-2(みその公園)
TEL・FAX 045(574)1987
催し物のご案内
◇写真展「横溝屋敷の四季と年中行事」1月25日(土)~3月9日(日)
◇七草がゆ 1月7日(火)
◇ひな祭り 3月3日(月)
展示図録
あり