企画展(アーカイブ)
収蔵資料展
描かれた東海道
江戸と京都を結ぶ東海道は、横浜市域を横断していて、市域には神奈川・保土ヶ谷・戸塚という三つの宿場が存在しました。このため東海道は江戸時代の市域を考えるうえで欠かすことのできないものです。
多くの人と物が往来した東海道は、屏風・絵巻・浮世絵などさまざまな絵画の題材にもなっています。そこには、道中や宿場の風俗や景観、旅人や宿場の人々の多様な表情が生き生きと描かれています。
横浜市歴史博物館では東海道に関連する資料を、資料収集の一つの柱として積極的に収集しており、東海道の宿駅・伝馬制の成立400周年にあたる2001年秋には、記念展示を計画しています。
今回の収蔵資料展では、こうした資料のうちから屏風・絵巻・浮世絵などによって、描かれた東海道の様子を紹介します。
展示構成
1 浮世絵に描かれた東海道五十三次
2 絵巻に描かれた東海道
3 屏風に描かれた東海道
主な展示品
末広五十三次
東海道中栗毛弥次馬
保永堂版東海道五十三次(明治後刷)
東海道浮世絵(日本橋~箱根)
東海道絵巻一巻
東海道西海道絵巻二巻
東海道張交屏風一双(絹本彩色55枚を貼付したもの)
東海道図屏風一双
開催概要
●主催●
横浜市歴史博物館
●共催●
横浜市教育委員会
●観覧料●
区分 収蔵資料展 常設展・収蔵展セット
一般 100円(80) 400円(320)
高・大 50円(40) 200円(160)
小・中 30円(20) 100円(80)
※( )は20名以上の団体料金
関連事業
■フロアレクチャー■
(集合場所=研修室)
6月11日(日)・25日(日)
いずれも午前11時・午後2時からの2回、担当学芸員が展示解説を行います。
各回とも1時間程度。定員は30名、当日先着順(受付は30分前から)。参加料は無料ですが、収蔵資料展のチケットが必要です。
展示図録
あり