企画展(アーカイブ)
横浜市歴史博物館では、博物館建設の準備段階である平成2年度から資料の収集を始めていました。資料収集の基本理念は「横浜に生きた人々の生活と文化」であり、(1)交通・交易に関する資料、(2)横浜の景観(姿)に関する資料、(3)庶民の信仰と文化に関する資料の収集を3つの方針として、横浜の生きた人々の様々な生活・文化を知るための資料を、購入、寄贈・寄託などの方法により広く収集しています。
博物館で収集・保管した資料の一部は常設展示室で展示していますが、収蔵庫には未公開の資料が数多くあります。収蔵資料展では、それらを順次公開し、今後の活用の足がかりとしていくことを目的としています。
2回目の収蔵資料展である今回は、2部構成とし、1部「土の鈴」では平成5年度に井上経基氏よりご寄贈いただいた土鈴資料を紹介します。2部は「江戸時代の生活諸相」では「うつわ」・「装いと嗜み」・「学ぶ」などの視点からみた江戸時代の諸資料を紹介いたします。
展示構成
■展示構成■
第I部 土の鈴 ―始まりとかたち―
土鈴のはじまり
社寺にかかわる土鈴
干支と土鈴
土鈴の形 ―さまざまなかたち―
第II部 江戸時代の生活諸相 うつわ
装いとたしなみ
学ぶ
さまざまな仕事
主な展示品
【展示資料】
土鈴資料(井上経基氏寄贈)、縄文時代の土鈴((財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター蔵)、百工の図、四季農耕絵巻(青木春子氏寄贈)、農業つくし、職人つくし(広重)、什器類(梶木寛之氏寄贈、椎橋忠男氏寄託)、往来物類、算学関係典籍、櫛・笄(こうがい)、きせる・煙草入など、博物館資料として寄贈された資料を中心として、購入資料をも交えて約1500点。
開催概要
●主催●
横浜市歴史博物館 横浜市教育委員会
●会場●
横浜市歴史博物館 企画展示室
●観覧料●
区分 収蔵資料展のみ入場 常設展
とのセット
大人
200円(160)
500円(400)
高校生・大学生
100円(80)
250円(200)
小学生・中学生
50円(40)
100円(80)
()は20名以上の団体料金
関連事業
展示図録
あり