布 うつくしき日本の手仕事(2021年 7月)
本書は、神奈川大学日本常民文化研究所と(公財)横浜市ふるさと歴史財団とが共同で開催する企画展「布 うつくしき日本の手仕事」(会場:横浜市歴史博物館 会期:2021年7月17日~9月20日)の展示図録です。
※2000円(内税)
目次
Ⅰ うつくしき手仕事
こぎん
菱刺(ひしざし)
アイヌ文様
庄内・会津の刺子
大麻布の型染
裂織(さきおり)
襤褸(ぼろ)
Ⅱ 手仕事の布
大麻布(たいまふ)
草皮布(そうひふ)
下北半島のアイヌの布
榀布(しなふ)
ぜんまい織
紙布(しふ)
編衣(あんぎん)
太布(たふ)
葛布(くずふ)
芭蕉布(ばしょうふ)
論考
“モノ”語り-民芸と民具の今日- 佐野賢治
衣類の禁忌とまじない-縫う・着る・洗う- 常光徹
津軽のこぎん刺しと南部の菱刺し 昆政明
津軽藩在方の衣服事情 刈田均
アサと中世遺構-東北地方北部における中世の繊維生産関連遺構について 太田原潤
会津の布文化-風土に生きるモノと心の芸術- 佐々木長生
原始布・古代織の過去、現在そして未来 山村幸夫
太布 大沢善和
自然布の特性と衣服の機能性 小野健太
参考文献