横浜が開港したのは、1859(安政6)年で、そのときつくられたのが、イギリス波止場とフランス波止場なんだ。
イギリス波止場の桟橋は、イギリス領事館が近くにあり、イギリス波止場とよばれたんだ。また、その形から象の鼻ともいわれ、今の大桟橋の近くだよ。
外国と貿易をするところを開港場といったのだが、外国人との争いごとを防ぐため、この開港場の内と外を分ける堀がつくられたんだ。その堀を渡る吉田橋のところに関門がつくられ、出入りする人を取り締ったんだ。その関門の内側が関内とよばれ、駅名の関内は、そのよび方からつけられたんだよ。
当時の貿易品や横浜で最初にはじめられたいろいろなことについて調べてみるとおもしろいよ。