横浜市歴史博物館

この時(じ)代(だい)、幕(ばく)府(ふ)は、江戸(えど)と全国(ぜんこく)を結(むす)ぶ、東海道(とうかいどう)など五(ご)街道(かいどう)とよばれる大(おお)きな街道(かいどう)を整(ととの)えたんだ。東海道(とうかいどう)には、五(ご)十(じゅう)三(さん)次(つぎ)といわれるようにたくさんの宿(しゅく)場(ば)がおかれたんだ。問題(もんだい)にあった桜(さくら)屋(や)は、横浜(よこはま)市(し)域(いき)におかれた三(みっ)つの宿(しゅく)場(ば)の一(ひと)つ、神奈(かな)川(がわ)宿(しゅく)の近(ちか)くにあったんだよ。では、五(ご)街(かい)道(どう)とは、ほかにどんな街道(かいどう)があるのかな。調(しら)べてみてね。では、市(し)域(いき)には、神奈(かな)川(がわ)宿(しゅく)のほかにどんな宿(しゅく)場(ば)があるのか、また、東海道(とうかいどう)以(い)外(がい)に市(し)域(いき)にどんな街道(かいどう)があるのか調(しら)べてみよう。

この写真(しゃしん)のまねき看板(かんばん)とは、大山(おおやま)街道(かいどう)の荏田(えだ)宿(しゅく)（今(いま)の青(あお)葉(ば)区(く)）の旅(はた)籠(ご)（旅(りょ)館(かん)）で用(もち)いられたもので、大山(おおやま)や富(ふ)士(じ)山(さん)にお参(まい)りする旅人(たびびと)のための看板(かんばん)だよ。これを見(み)ると自(じ)分(ぶん)が泊(と)まる旅(はた)籠(ご)が、すぐわかるしくみになっていたんだね。

※幕(ばく)府(ふ)⇒国(くに)を治(おさ)めた武士(ぶし)の役所(やくしょ)

※横浜(よこはま)市(し)域(いき)⇒今(いま)の横浜(よこはま)市(し)の範(はん)囲(い)