Q&A

Q : 矢崎原(やざきはら)遺跡と鹿ヶ谷(かがや)遺跡の現在所在地を教えてください。

 埋文よこはま34号の「横濱市内の弥生環濠集落」内にある20番の矢崎原遺跡、21番の鹿ヶ谷遺跡の現在の住所(町名)を教えてください。富田 俊玄さん(青葉区)からのご質問。

A ご質問ありがとうございます。最近『埋文よこはま』の企画が良くなったのか、紙面の隅々までみていただき、興味のある方から類似した質問がよくよせられるようになりました。『埋文よこはま』担当者も鼻高々です。

 早速ですが、今回のご質問のような現住所を尋ねるといった個別案件に関しては、基本的にQ&Aのほうでは回答できませんのでのご注意ください(お問い合わせのページに事情や詳細を記載しています)。

ただし、こういった個別質問に対してもきちんと対応はしていますのでご安心ください。まずは電話連絡をしていただい方がよろしいかと思います(埋蔵文化財センターで対応できない部類のご質問もありますので)。また、Q&Aの問合せフォームでは発信者のアドレスは表示されないようになっているため、どうしてもメールでの回答が欲しいといった場合には、連絡先を記していただかないと、こちらからの回答ができませんのであわせてお願いいたします。

 さて、なぜ、個別案件についてホームページ上でお答えできない場合があるかといいますと、ご質問にあった住所などは、現在該当住所にお住まいの方がいる場合もあり、自分が住んでいる場所が遺跡(特に古墳などの墓所)であったことが気になってしまう方もいるからです。ホームページに一旦記載しますと、他のユーザーの方がコピーしてご自身のブログやホームページに転載して、その部分だけが面白おかしくひとり歩きしてしまう可能性が生じてしまうからです。実際にネット上には遺跡が心霊スポットなどといったものが結構存在しています。ですから、調べもの(卒業論文・町会誌の編纂)などの都合で、どうしてもお知りになりたいといった方に対しては、別途口頭や文面で回答するようにしているわけです。

 「なぜ公表しないのか?」「疚しいことでもあるのか?」と疑問に思うかも知れませんが、積極的に公表していないだけであって、今回の別の方のご質問にある『横浜市文化財地図』などで公表はされていますので、図書館などにいけば簡単に調べられます。ただし、先ほど説明しましたように、公表する際には少しばかりの工夫が必要かと思います。

 なお、(町名)につきましては、20番の矢崎原遺跡(青葉区No.105遺跡)は鉄町、21番の鹿ヶ谷遺跡(青葉区No.207遺跡)市ヶ尾町となっています。ここから先は、ご面倒でも埋蔵文化財センターに別途ご連絡いただくかご自身でお調べになっていただくしかありません。

 

 

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