横浜市歴史博物館

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企画展(アーカイブ)

企画展
横浜発掘物語 目で見る発掘の歴史

横浜市域には、約500カ所の遺跡が存在するといわれています。市域の発掘の歴史は、1905(明治38)年、N.G.マンローによる神奈川区三ツ沢貝塚の発掘に遡りますが、以後、現在までに、実に1300件を超える発掘が行われてきました。 『横浜発掘物語』では、90余年にわたる市域の発掘の歴史をひも解き、その成果や問題点を振り返ることによって、遺跡の発掘とは何か、遺跡・遺物の保存・活用の意味はどこにあるのか、これから私たちがやるべきことは何か、といった問題を改めて考えてみたいと思います。

展示構成

●展示構成● 序章 マンローと三ツ沢貝塚の発掘 Ⅰ戦前に行われた発掘 Ⅱ戦後~1950年代の発掘 Ⅲ1960年代の発掘 Ⅳ1970~1980年代の発掘 Ⅴ1990年代の発掘 Ⅵ保存か破壊か 揺れた遺跡たち Ⅶ指定文化財になった出土遺物 Ⅷ市内の遺跡名がついた土器型式 Ⅸ遺跡・遺物の保存と活用 Ⅹ見学できる遺跡・保存された遺跡 

主な展示品

●展示資料●横浜市域出土の考古資料(重文・県重文・市文化財を含む)約500点 横浜市域の発掘に関連した印刷物・出版物約100点 横浜市域の発掘に関わる写真パネル約100点 ●主な展示資料●人面付土器 県重要文化財(鶴見区上台遺跡出土)横山金吾氏蔵 人物埴輪 市指定文化財(戸塚区上矢部町富士山古墳出土) 鼉龍鏡[だりゅうきょう] 重要文化財 (港北区日吉矢上古墳出土)慶應義塾大学民族学考古学研究室蔵

開催概要

●主催●横浜市歴史博物館 (財)横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター 横浜市教育委員会 ●観覧料● 企画展 一般 100円(80円), 高校生・大学生  50円(40円), 小学生・中学生 30円(20円)    企画展・常設展セット 一般400円(320円), 高校生・大学生 200円(160円),小学生・中学生100円(80円)  ( )は団体(20名以上)の料金です。

関連事業

●未来の博物館へ向けてー電子展示システムの実験ー● ・大画面ディスプレイ展示システム ・モバイル解説システム(土日のみ) ●体験学習室●本物の土器や石器を手にとって調べる ●図書閲覧室●市内の遺跡に関する文献を調べる ●遺跡公園● 縄文土器の野焼きの見学 3月29日(日)

展示図録

あり

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